初期設定考え方運用方法よくある質問

初期設定の流れ
~まず初めに会社の基本的な情報を設定~

Step1. 会社基本情報
1.会社の事業年度(暦年の1~12月ではなく、会社の事業年度で人件費を表示可能)
2.勤怠情報・昇給基準(月平均所定内労働時間や採用・退職年月日、昇給の基準を設定)
3.休日設定(正確な年間労働日数を計算可能。月平均所定内労働時間の算出用)

Step2. 組織の設計
1.部署(10階層まで登録可能)
2.役職(役職を設定すると、役職ごとの評価が簡単に)
3.雇用体系(雇用体系を設定は必須!月給者・時給者は各社員情報で必須

Step3. 社員の登録
1.給与計算ソフトから社員データをインポート
2.組織の設計で設定した部署・役職・雇用体系を登録(CSVを使って一括登録)
3.仮登録社員も設定可能(将来の採用者を仮登録)

~給与計算ソフトから給与データを取り出し給与設計Proへインポート(取込)~

Step4. 現状の分析
前期以前の会計事業年度の人件費をインポートし、人件費の中身の推移が見えるメニュー
(各種数値やグラフが表示され、人件費の傾向が見える化されます)
給与の評価をする際に、前期実績を下回らないように設定するための指標となります。
給与データのインポート処理は必須です。

~給与設計開始~

Step6. 手当の設計
会社の業務を手当化=『仕事の棚卸』になりますので重要!
職務記述書や採用時の求める社員像をそのまま手当にして設定。
さらにモデル年収を設定することで、平均的な社員の生涯収入が自動計算されます。
(指標としてお使いいただけます)

Step7. 給与・賞与の評価
手当の設計で作成した手当を、各社員ごとに設定していきます。
絶対評価と相対評価を行い、社員の公平感と納得感を担保します。

~シミュレーションする場合~

Step5. 人件費予算
インポートした各社員の前期実績データを見ながら社員ごとに目標予算を設定していくメニューです。
毎月の給与データをインポートすることで、前期実績や予算との比較・進捗確認が簡単に閲覧可能
給与設計の成り立ちと給与設計とは

基本コンセプト

賞与・時給の決め方とまとめ


よくある質問

【社員の登録】で採用者を登録したのに表示されません

雇用体系の設定が必要です。
【社員の登録】の中の項目で、配属情報があります。この配属情報の中の
「雇用体系」を設定していないと表示されません。

【給与の評価】で前回値が表示されません

給与の評価の保存→明細書の確定での給与の確定は毎月必ず必要です。
【給与の評価】で保存ボタンを押して確定した後、【明細書の確定】で給与確定をする
必要があります。この【給与の評価】で保存を押していない人は、評価をしたことにならず、
【明細書の確定】で給与確定しても、評価をしていない事が確定されただけになります。
ですので、毎月必ず【給与の評価】で確定 → 【明細書の確定】・給与の確定を行う必要があります。

【給与の評価】で手当が表示されません

運用開始年月日がポイントになります。
【手当の設計】で表示されない手当を確認します。
確認するポイントは運用開始年月日がいつから開始されているか?になります。
【給与の評価】で今回値に前回値が設定されません。コピー機能はありませんか?

手当の設定の画面から設定が出来ます。
【手当の設計】(仕事給タブ)の各手当の項目の中に、「給与・賞与設定時に前回値を引用する」
という項目があります。この項目で、「引用する」に設定しておけば前回値をコピーできます。
【明細書の確定】で給与確定したのに【給与の評価】では前回値が白紙になっています

作業の順番は、給与の評価の保存をしてから明細書の確定での給与の確定です。
【給与の評価】で前回値が表示されません」の質問と同様に、【給与の評価】で保存ボタンを
押していない可能性があります。
必ず全員分を保存してから【明細書の確定】で給与確定をするようにしてください。
いつ・誰の分の【給与の評価】を保存したか確認するのに良い方法はありませんか?

明細書の確認のカレンダーで見たい年月を選択すると見れます。
【明細書の確認】には、【給与の評価】で保存ボタンを押した人が表示されます。
カレンダーで年月を指定すれば誰が保存されたか分かります。
算定基礎賃金にはどの手当が含まれるのですか?

手当の設計の各項目から設定できます。。
【手当の設計】(仕事給タブ)の各手当の項目の中に、「時間給計算に含める」という項目があります。
この項目で、「含める」に設定しておけば算定基礎に含む事ができます。